10.12015
盗まれたクレジットカード情報の現金化は主に「海外」


クレジットカードの盗難やフィッシングサイトでの詐欺などで、クレジットカード番号を盗み出された、そういう話はテレビやネットニュースなどでよく見かけます。これをコンビニや銀行のATMなどで引き出す時点でたまに逮捕されています。
引き出す人は実際の犯人ではなく、「出し子」と呼ばれる単発バイトみたいな人で、実際に捕まるのはこういう末端になります。
やると思いっきり逮捕されますが、事件数と逮捕数を見ると、ほとんど捕っていないのが現状のようです。日本の銀行に行くと対策をかなり強化しているようですが、なかなか検挙率に差があるなと思いきや、それもそのはず、現金化されるのはどうやら海外のようです。
日本人セキュリティ事情:懸念するのは個人情報流出、若年層ほど未対策 – CNET Japan小竹氏は、「不正送金が成り立つのは、現金化するインフラができあがっていることが背景にある。日本から海外に送金する際には、非即時送金となっていること、高い手数料があることから出し子による現金化が多い。しかも、変装しても入りやすいコンビニATMを利用しているケースが多い」と指摘した。
「これまでの検挙状況、捜査状況からみても、その多くが背後に中国人が関与している。中国に帰る中国人などから不要になった口座を買い取り、これを不正送金用の口座として利用している。検挙した54.5%が中国人名義であった。手口のひとつは、フィッシングサイトを用意し、誘導するメールを配布。ここに項目を少し増やすような形にして、IDやパスワードを入力させる。まさに人の脆弱性を突いたものだ。入力された情報は、そのまま特定のメールサーバに送信され、それを活用して不正送金して、出し子が現金として引き出し、集金役に渡ることになる」(小竹氏)
なるほどこれは捕まらないワケです。クレジットカードの盗難は犯罪なのでやめましょう。クレジットカード現金化は自分のクレジットカードをちゃんとした業者さんに頼むのがベストです。
最終更新日:2016年6月23日